社員紹介
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「ルーティン」の先にある奥深さ。家族との時間を大切にしながら、国の統計を支える仕事に邁進
K.H
社会調査部第2グループ
2017年
映像制作から社会調査の世界へ。転機となった「家族」への想い
私のキャリアは、現在とは全く異なる映像制作という世界から始まりました。当時は映像編集に没頭しやりがいを感じる一方で、締め切りに追われる激務の日々。ついに過労で体調を崩してしまった時期に祖母の介護も始まりました。
「もっと家族を優先し、自分自身も大切にできる働き方をしなければ」。そんな切実な想いが、私の転職活動の原動力となりました。数ある企業の中で当社を選んだ最大の決め手は、勤務地などの条件もさることながら、面接を通じて感じた「組織としての柔軟な空気感」です。
入社して実感したのは、その期待が間違いではなかったということです。有給休暇の取りやすさはもちろん、在宅勤務の活用や、急な事情にも「お互いさま」と声を掛け合える文化が根付いています。会社全体で融通がきくソフト面の温かさが、家族との時間を大切にしたい私にとって何よりの支えとなりました。
「単調な事務」という先入観を覆した、統計調査の奥深さ
入社前、私は統計調査の仕事に対して「コツコツと同じ作業を繰り返す、単調な事務職」というイメージを抱いていました。しかし、その認識は良い意味で大きく裏切られることになります。
初めてアサインされた「サービス産業動向調査」では、統計調査の「と」の字もわからない状態からのスタートでした。実際に足を踏み入れてみると、そこには「ルーティン」の一言では片付けられない奥深さがありました。
官公庁という厳格さが求められるクライアントに対し、いかに仕様書を遵守した体制を構築し、膨大なデータを精度高く管理するか。調査の規模感や省庁ごとのカラーによって、求められる対応はグラデーションのように変化します。日々、創意工夫や提案の余地がいたるところにあることに気づかされました。今でも毎日が必死ではありますが、その「慣れることのない変化」こそが、この仕事の面白さだと感じています。
チームの管理者としての葛藤と成長
現在は社会調査部 第2グループで農林水産省の統計調査(青果物卸売市場調査や木材統計調査など)を担当しています。私のミッションは、単に実務をこなすことではなく、事務局という「組織」の体制を整え、円滑に運営・管理することです。
管理者2名、パートスタッフ5名という少人数のチーム。そこで直面したのは、一人ひとりの気持ちや、働く時間の管理という「人」に向き合う難しさでした。特にパートの皆さんは家庭事情を優先されるため、繁忙期のシフト調整などは、パズルのような緻密さが求められます。
また、複数のタスクが同時並行で進む業務特性上、優先順位の判断に迷うことも少なくありません。私はそれを「徹底的な見える化」でカバーするようにしています。タスクを細分化し、進捗管理ツールを活用してチーム内で共有する。毎日の進捗確認を欠かさないことで、トラブルの芽を未然に摘み取る。こうした地道な試行錯誤を繰り返したことで「この状況は危ないかもしれない」という違和感に気づける「察知力」や「先回りする力」が養われてきたと感じています。
「仕事の余白」が生む人の優しさと、AI活用への新たな挑戦
当社の魅力は、一言で言えば「落ち着いている」ところです。穏やかで言葉遣いが丁寧な方が多く、自主的に動きつつも、常に誰かに対して優しくなれる「仕事の余白」を持っている人が活躍しています。
私自身、その「優しさ」に救われた経験があります。以前、体調を崩し、少し無理をして出社したときのことです。上司が私の異変に気づき、「そんなときは思い切って休むと良いよ」と声をかけてくれました。その一言はどれほど心強く、救いになったか分かりません。それ以来、私も周囲に対して「体調や顔色の変化にいち早く気づき、優しく手を差し伸べられる存在でありたい」と強く意識するようになりました。
こうした互いを思いやる恵まれた環境の中で、私はさらに一歩先を目指したいと考えています。現在注目しているのは、AIの活用です。検証とトライ&エラーを繰り返しながら、これまで人の手に頼っていた部分を効率化し、チーム全体に横展開していく。新しい技術を積極的に取り入れ、業務の精度とスピードを向上させることで、クライアントである官公庁や、共に働くチームの仲間たちに貢献していきたいです。
オフの充実が、明日の活力になる

オンとオフの切り替えがはっきりしていることも、この仕事を長く続けられている理由の一つです。休日は家事を頑張りつつも趣味の映画鑑賞でリフレッシュしたりしています。プライベートが充実しているからこそ、仕事でも高い集中力を維持できる。その好循環が、今の私を支えています。
映像制作の現場から、国の統計を支えるチームの管理者へ。形は変わりましたが、「試行錯誤して最適な形を見つける」というクリエイティブな喜びを日々感じています。
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